ブログ Jack Kerouac(ジャック・ケルアック)
まず彼を知っている人がどれほどいるだろうか、少なくとも僕は下北沢のヴィレッジヴァンガードで、その小説をみるまでは知らなかった。だがその本の題名をみた瞬間に、一目惚れに近いものをしたのを覚えている。
題名は"On the Road"
(本当はカタカナだったけど。。。)
誰だって1度は自由に旅をできたらと思っただろう。ただ現実は目の前のことで精一杯で、そのうえ将来のことを考えていたらそんな暇はないし、世間の歩幅は拡がり、速くなっていて、周りの皆はジョギングかのように軽やかに遠くに行ってしまう。せめて背中だけでも見失うことがないようについて行こうと頑張った、、、けど。
ホーボーが消え、そういう社会の雰囲気が強くなる中で、アメリカを自由に旅をして、酒を飲んで、踊って、小説を書いて、また旅をする。僕にとってこんな憧れる生き方はない!こんなくたびれる生活はやろうと思ってできるもんじゃない!
彼はビートの王者でヒッピーの父と言われてたらしいが、本人は王者ではあるが、ビートニクではないと言っている。彼が憧れてたのはホーボーであり、ヒッピーではない。
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